《未来に走る》
 みなさまこんにちは。本日より、隔週月曜日に校長通信を発行しようと思います。学校のことをお伝えし、校長としての思いを伝えることを通して、生徒・保護者皆様のご意見やご感想を吸収し、またスタッフ(教職員)の英知を結集させて、学校改善や私自身の意識改革につなげていきたいと考えています。
 ネーミングについて説明します。日野高校は日野市の中では最も歴史のある都立高校(1966年創立)です。しかし、近年、応募倍率が低迷し、元気がありません。創立当初は、生徒急増期の時期でもあり、日本全体に勢いがみなぎっていたはずであり、生徒も未来に躍動する気持ちを抑えるのに苦労したに違いありません。国の勢いが感じられなくなった今日、それと軌を一にして元気を失うことはただただ残念であり、無策に過ぎると思います。原点に立ち返り、設立当初の使命を思い返して「これから学校を創造する」という気持ちを持ちたい、持たなければならないと考えるのです。100年に一度の世界同時不況が始まっていると言われますが、100年に一度の出来事は誰も体験していませんし、二度と経験することもありません。このような困難な時代をいかに生き抜くか。歴史に求めるヒントはないのでしょうか。
 本校は、明治維新(1868)に続いて発生した戊辰戦争の英雄、土方歳三の生地に隣接しています。明治維新以来、すでに150年程経ちますが、混乱が予想されるこれからの世界を生き抜くには、維新の時代を生きた人たちの気持ちを考えてみるのもヒントになるのではないかと思います。当時は西洋というモデルがありましたが、今はモデルがありません。そういう意味ではさらに困難な時代に直面している可能性があります。モデルがないということは他人の真似(まね)をしたのでは成功しないということです。しかし、他人の行動をよく観察しないと大変なことにもなります。他人の考えや行動をよく理解し、他人から学びつつ他人の真似に終わらない独自の生き方を開発しなければなりません。
 明日がどうなるか誰にも予測がつかない時代。  「未来に走る」実感を強くします。また、判断を誤らないために出来事の一つ一つを着実に学んで自分のものにしていきたい。そのためにはしっかりと各駅に止まらなければならない。それでいて、スピードが求められる。ゆえに、光速で各駅に停車していくのです。
 校地付近は周りが自然(南側は浅川)に囲まれており、高層建築とは無縁です。その名のとおり、さんさんと日が降り注ぐ緑の台地、Solar Greenです。グリーンはまた環境を意味します。太陽エネルギーを活用するなどして地球の緑を次世代に引き継ぐことは私たちの大切な使命です。これもSolar Greenです。今後は「Solar Green号」を通じて皆様とつながっていきたいと考えていますのでよろしくお願いします。

《三学期始まる》
 三学期が始まりました。1年が3つの学期に分かれていますが、それぞれに意味があります。三学期は3年生にとっては別れの学期ですが、在校生も3年生との別れを惜しみます。また、1月は願いごとをしたり誓いを立てたりなど、1年の始まる月でもあります。
1月5日、6日に府中の森芸術劇場で第32回東京都高等学校アンサンブルコンテストが開催されました。本校のブラスバンド部の2ティームが参加しましたが、木管では銅賞、金管では銀賞を受賞しました。
日野高校は部活動が実に盛んです。暮れや正月といっても、大晦日と元日の二日しか休まずに活動した部活も複数あります。活動成果が形になるには時間がかかりますが、このような日々の実践が形になっていく様子がよくわかりました。今年もまた昨年同様、多くの活躍が期待できそうです。

都立日野高校
校長通信
平成21年1月12日第
 1 号
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